センター本所の沿革
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 03:14 UTC 版)
「大宮総合車両センター」の記事における「センター本所の沿革」の解説
工場開設当初の主な業務は客車や貨車の修繕・補修であり、蒸気機関車も製造された。国有化後は、蒸気・電気機関車の検査・修繕を主力に、蒸気・電気機関車、客車の製造も行い、昭和初期よりディーゼル機関車および気動車の、1950年(昭和25年)に電車の検査・修繕を開始した。1957年(昭和32年)には交流電気機関車ED45 1の修繕も行った。戦後の電化の進展により、1968年(昭和43年)10月までに70年に渡る蒸気機関車修繕は一度幕を閉じた。しかし、その修繕の経験と歴史が「SL魂」として検修関係者に引き継がれ、他の車種の修繕技術向上に役立ち、現在にも生きている。民営化後も電車などの製造も行ったが、車両製造は車両メーカーに、車両解体業務は自社他の車両工場に譲った。現名称に変更となった後は、電車の検査・修繕を主力として、そのほかに改造業務や、「SL魂」を活かしたSL復元工事と検査・修繕を行っている。
※この「センター本所の沿革」の解説は、「大宮総合車両センター」の解説の一部です。
「センター本所の沿革」を含む「大宮総合車両センター」の記事については、「大宮総合車両センター」の概要を参照ください。
- センター本所の沿革のページへのリンク