セガ『古代王者恐竜キング』とのトラブル
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「ダイノキングバトル」の記事における「セガ『古代王者恐竜キング』とのトラブル」の解説
カードを用いたゲームそのもののシステムやジャンケンをモチーフとした三すくみの戦闘は、セガが開発・販売したゲーム『甲虫王者ムシキング』と非常に似通っていた。また、早い段階より『ムシキング』の後継として日本国内で発表されていたものの、ムシキング人気が衰えないため稼働が見合わされていた『古代王者恐竜キング』は、ゲームシステムはもとより、恐竜というテーマに至るまで本作に酷似していた。 そのため、本作の国内発表から数日後の2005年9月1日より開催され、本作と『恐竜キング』がともに展示されたアミューズメントマシンショーでは、セガブース内の『恐竜キング』の展示ブースを中心に「『古代王者恐竜キング』は弊社が独自に開発したものであり、ゲーム内容を模倣する行為は、弊社の著作権を侵害する可能性があります」という警告文が張り出され、さらに『恐竜キング』の稼働が急遽早められるという異例の事態となった。 その後、2005年11月4日にセガより『ムシキング』のゲームシステムの特許を侵害しているとして発売中止を求める仮処分申請が東京地裁に出された。この申請は、セガとタイトー両社の間に和解が成立したため2006年3月7日付で取り下げられ、双方のゲームが市場に出回ることとなった。
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