セウォル号沈没事故
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 03:54 UTC 版)
「海洋サルベージ」の記事における「セウォル号沈没事故」の解説
2014年にセウォル号沈没事故で沈没した船体の引き上げ事例(6825トン級の船体が水深約40m地点に沈没)では、韓国政府の競争入札に対して中国の上海サルベージと韓国企業が形成したコンソーシアムが851億ウォン(約84億6300万円)で落札。オランダ企業を中心とするコンソーシアムの見積もり額が1485億ウォン(約147億6800万円)であったことと比べれば破格の額であった。しかしながら上海サルベージの計画は、難工程の連続となり早々に破綻。結局、契約変更により工期は延長され、契約金額は916億ウォン(約91億1000万円)に上昇した。ただし、韓国政府が払わなかった部分も相当あり、最終的に上海サルベージ側が実際に負担した費用は、2800億ウォン(約268億円)に達したと推測されている。
※この「セウォル号沈没事故」の解説は、「海洋サルベージ」の解説の一部です。
「セウォル号沈没事故」を含む「海洋サルベージ」の記事については、「海洋サルベージ」の概要を参照ください。
Weblioに収録されているすべての辞書からセウォル号沈没事故を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
![](http://weblio.hs.llnwd.net/e7/img/dictSchRd.png)
- セウォル号沈没事故のページへのリンク