スモー グランデ(2008-2010)
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スモー・グランデ(開発段階でのコードプロジェクトPhoenix )は、タタ・モーターズにより、1994年のスモーから派生したリアエンドを改良したボディオンフレーム X2プラットフォームを用い開発された中型SUVである。タタ・キセノン(英語版)と同様、イギリスのConcept Group International LTDによって設計された。この車はもともとスモーの第2世代、タタ車の中でサファリの下に位置することを目的としたが、旧型スモーが値下げによりインドにおいて商業的に成功したことから生産が継続され、スモー・グランデは旧モデルと入れ替わりではなく並行して売られた。開発の一部はIAV India Private Ltd.に委託されている。 全長は4,421mmで旧スモーより少し短い。7人乗りと8人乗りが選べ、のちには9人乗り仕様も登場した。X2シャーシはキセノンと同じダブルウィッシュボーン形式のフロントサスペンションを持つ。デビュー時のエンジンは2.2LのコモンレールディーゼルDicor VGT・120馬力で、これは同じエンジンのサファリより20馬力低い。後輪駆動仕様のみで、サファリとの社内競合を避けるため安全装備(ABS、ESP、エアバッグ)は装備されない。審美的に、形式上は旧スモーにインスパイアされているがよりモダンな5ドアボディを持つ。インテリアは旧スモーと同じ。3列目シートは2人または3人乗りのベンチであるが、旧スモーはシングルフォールディング式のシートである。
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