スマホ家電
別名:スマートフォン家電,スマートフォン連携家電
スマホ家電とは、スマートフォンをはじめとする通信機器との連携機能を持つ家電製品の通称である。
典型的なスマホ家電の機能としては、スマートフォンをリモコン代わりにして家電を操作する機能や、外出先から遠隔操作や運転開始の予約をする機能などを挙げることができる。多くの場合、専用アプリケーションをスマートフォンにインストールし、3G回線やWi-Fiの通信ネットワークを経由して操作が行われる。
シャープが2012年5月に発表したロボット掃除機「ココロボ」の場合、外出先からスマートフォンを通じて本体を操作できるだけでなく、本体のカメラで撮影された室内の画像や、温度センサーで感知された室内温度などをスマートフォンで確認できる機能が搭載されている。
パナソニックが2012年9月に発売を開始した家電製品シリーズは、専用アプリケーション「Panasonic Smart App」によってさまざまな機能連携を行うことが可能となっている。エアコンの場合は運転状況の確認や遠隔操作ができ、冷蔵庫は扉の開閉回数や消費電力量が確認できる。洗濯機においては洗剤や柔軟剤の適量が参照でき、体重計などのヘルスケア機器では毎日計る体重の推移などを参照することができるようになっている。
スマホ家電は「スマート家電」と呼ばれる場合もある。スマート家電の呼び名は、スマートフォンなどのモバイル端末と機能連携する製品を指す場合の他に、他の家電製品やスマートメーターなどと接続して消費電力量の自動制御・最適化を実現するインテリジェントなシステムを指す場合がある。
- スマホ家電のページへのリンク