スペースシャトルの牽引
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 05:15 UTC 版)
「トヨタ・タンドラ」の記事における「スペースシャトルの牽引」の解説
スペースシャトルが計画終了したのを受け「エンデバー」が引退した。退役後ロサンゼルスのカリフォルニア科学センターに保管されることになる。2012年10月ロサンゼルス国際空港からカリフォルニア科学センター迄の12マイル(約19キロ)の移動が始まった。しかしシャトル運搬用の4台のロボティックドーリー(全輪操舵/駆動の遠隔操作式台車)とシャトルの合計重量が50万ポンド(約227トン)を超える為、この道中にある橋がこの荷重に耐えられない危険性があった。そのことからタンドラが牽引する際に使用する台車との組み合わせのほうがより軽量だからという判断になった。 2012年10月12日計画が実行され約250mをタンドラが引っ張って走行した。タンドラの本来の牽引能力は1万ポンド(約4.5トン)だが、エンデバーは、機体単体重量の約15万ポンド(68トン)に加え、トレーラーなどを含めると総重量は30万ポンド(約136トン)というサイズだった。 トヨタは、この日より前からカリフォルニア科学センターとスポンサー契約を結んでおりタンドラが使用されることとなった。
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