ステルスマーケティング広告の発注
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/24 04:41 UTC 版)
「クラウドソーシング」の記事における「ステルスマーケティング広告の発注」の解説
映画の口コミサイトでは、上映初日からレビュワーの評価がすべて星5が書き込まれる明らかなサクラレビューが載ること度々指摘されている。またAmazonや楽天市場、Google マップなどで、サクラとして商品や飲食店などに高評価な口コミを書き込む行為が、クラウドソーシングサイトで売買されているという指摘がある。 映画のサクラレビューは配給会社から発注を受けたPR会社が、次の下請けのSNSプロモーション会社に発注し、最終的にレビューを書いているのはランサーズやクラウドワークスなどに登録した人たちだといわれる。サクラレビューは数十円単位の仕事を主婦にやらせて、それを元締めが数百円で売り、PR会社が数万円の仕事にする「貧者のビジネス」という指摘がある。また個人のブログを装いながら、記述内容をクラウドソーシングに発注してそのまま掲載し、アフィリエイトを稼ぐ形も指摘されている。 ステルスマーケティングの発注について、ランサーズは原則禁止しており、「ステルスマーケティングに類する違反チェックを従来よりおこなって(中略)不適切と判断した案件については掲載を即時中断」、「口コミの内容を指定するのはモラルに反するため、『依頼ガイドライン』に即して対処している」とコメントしている。
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