スケールアップとは? わかりやすく解説

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スケールアップ

【英】:Scale up

これ自体特別な用語ではないが、2006年頃からエイズ対策などのプログラムの中で汎用される言葉である。日本語では「拡大」とか「展開」と訳されていることが多い。
政府があるプログラム開始する際に、ある一部地域パイロットとしてプログラム開始しパイロット終了後パイロット評価しその後全国展開段階を「scale up phase」と呼ぶことがあるまた、このような地理的な「スケールアップ」以外に、例えば、病院レベルのみで実施されていたエイズ治療を、保健所やコミュニティーレベルでも実施しようとするときも、「スケールアップ」と呼ぶことがある
エイズ対策は、一部パイロット地域限られた施設でのプログラム成功例多くあるが、全ての住民プログラムでの医療サービスが行き届くようにすることが一番の難しさとも言われている。一方国連・WHOはエイズ対策として2010年まで誰もがエイズ予防ケア治療へのアクセスを持つことを目指した「Universal Access」を打ち出しており、最近「スケールアップ」の言葉多くの国で使用されるようになった。(垣本和宏)

参考URLTowards Universal Access by 2010. WHO. 2006 http://www.who.int/hiv/toronto2006/towardsuniversa...


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