スウェーデン語との関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 04:23 UTC 版)
「デンマーク語」の記事における「スウェーデン語との関係」の解説
同じく東ノルド語に属する言語にはスウェーデン語がある。スウェーデン南部、デンマークに近いスコーネ地方は、17世紀までデンマーク王国領であったため、デンマーク語に近い方言が話されている。コペンハーゲンとスウェーデンとを結ぶ橋が2000年に完成したことで、マルメがコペンハーゲンの通勤圏になったことから、この地域のスウェーデン語は再びデンマーク語の影響を受けることも考えられる。 現在のスウェーデン公用語との差異はそれほど大きなものではなく両国語話者間でかなりの程度意思疎通ができるが、正書法、音韻、動詞の活用、数詞等に重要な相違があるので注意を要する。 デンマーク語は、距離的関係から北欧の中でも最もドイツ語の影響を受けている。14世紀以降のハンザ諸都市との交流による低地ドイツ語の影響や、17・18世紀の教養語としての高地ドイツ語の影響がある。
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