ジーン&エディ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/20 14:25 UTC 版)
リバプール生まれのハル・カーターは英国ツアーの際、マネージャーとして二人に同行した。「エディは素敵な人物でした。ところがジーンは全く正反対。彼の態度に皆閉口したものです。グラスゴーに向かう途中ジーンは『全く何てひでえ国だ!こんな所さっさとおさらばしたいぜ!なあエディ?』私は思わず『近くに空港はないよ』と言ってしまいました。『なんだと?俺はいつ帰ったっていいんだぜ!』と契約破棄しての帰国をチラつかせるのです。するとエディが低い声で『なあジーン、頼むよ』となだめたものです。グラスゴーに到着しウェヴァリー・ホテルでくたくたになった体を休めた後、私とエディは帝国劇場でのステージに向かうためホテルを出ました。劇場に着くとホテルから激しい電話がありました。『俺の義足を何処へやった!?』ジーンが絶叫しています。神に誓って言いますが私は知りません、ジーンがバスルームに入っている時にワードローブの上に置いてあった義足をエディがどうしたのかは…。大騒ぎになった事は言うまでもありません。」 シャロン・シーリーの目撃による英国メイフェア・ホテルでの悪戯三昧。「二人は全てのフロアを見てまわり、清掃のために廊下に出されていた靴を洗濯機の中に放り込んでしまいました。それでも遊び足りない彼らは手当たり次第に部屋をノックしだし、中から返事があると『用意はいいですか、ミスター・ヴィンセント?』『OKです、ミスター・コクラン』ドアが開くと二人は中に転がり込んで『My Old Man's A Dustman』を歌い出すのです。」
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