ジョウロク

デジタル大辞泉

じょう‐ろく〔ヂヤウ‐〕【丈六】

読み方：じょうろく

１ 《釈迦の身長が1丈6尺（約4.85メートル）あったというところから》1丈6尺。また、その高さの仏像。座像の場合は半分の8尺に作るが、それも丈六といい、また、丈六より大きいものを大仏という。

２ 《丈六の仏像が、多く結跏趺坐(けっかふざ)の姿であるところから》あぐらをかくこと。

「襞襀(ひだ)もあらぬ袴の膝を—に組みて」〈紅葉・金色夜叉〉

じょう‐ろく〔ヂヤウ‐〕【定六】

読み方：じょうろく

江戸時代、江戸・大坂間を6日で往来した町飛脚のこと。

じょう‐ろく〔デフ‐｜デウ‐｜ヂヨウ‐〕【畳六／^▽調六／^▽重六】

読み方：じょうろく

双六(すごろく)で、二つの賽(さい)の目が、ともに六と出ること。じゅうろく。ちょうろく。

「このはらまれ給へるみこ、男におはしますべくは、—出でこ」〈大鏡・師輔〉

歴史民俗用語辞典

丈六

読み方：ジョウロク（ｊｏｕｒｏｋｕ）

一丈六尺、これは釈迦の身長といわれ、仏像を作る時一丈六尺にした。

定六

読み方：ジョウロク（ｊｏｕｒｏｋｕ）

大坂・京都・江戸三都の飛脚業者。江戸・大坂間の到着期限を６日と定めたもの。

三国志小事典

上禄Shang lu

	ジョウロク （ジヤウロク）	県
【県令】 【県人】

近代文学作品名辞典

定六

読み方：ジョウロク（ｊｏｕｒｏｋｕ）

作者 安西冬衛

初出 昭和18年

ジャンル 詩

地名辞典

丈六

読み方：ジョウロク（ｊｏｕｒｏｋｕ）

所在 福島県田村郡三春町

丈六

読み方：ジョウロク（ｊｏｕｒｏｋｕ）

所在 大阪府堺市東区

常六

読み方：ジョウロク（ｊｏｕｒｏｋｕ）

所在 高知県四万十市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。