ジャン・ド・ラ・ブリュイエールとは? わかりやすく解説

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ラ‐ブリュイエール【Jean de La Bruyère】

読み方:らぶりゅいえーる

[1645〜1696]フランスモラリスト代表作人さまざま」で当時風俗人物鋭く描写批判した


ジャン・ド・ラ・ブリュイエール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/13 08:25 UTC 版)

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ジャン・ド・ラ・ブリュイエール
Jean de La Bruyère
誕生 1645年8月16/17日
パリ, フランス王国
死没 1696年5月10/11日 (50 歳)
ヴェルサイユ, フランス王国
言語 フランス語
国籍 フランス
文学活動 古典主義, モラリスト
代表作 カラクテールフランス語版
主な受賞歴 アカデミー・フランセーズ
ウィキポータル 文学
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ジャン・ド・ラ・ブリュイエール: Jean de La Bruyère, 1645年8月16日/17日 - 1696年5月10日/11日)は、フランスモラリストであり作家である。

17世紀のフランスの宮廷人たちを描き、人生を深く洞察した著書『カラクテール』(フランス語: Les Caractères ou les Mœurs de ce siècle)(和訳: 『人さまざま』)(1688年)によって知られる。

人物

モラリスト作家として知られるラ・ブリュイエールは、古代ギリシャ哲学者テオプラストスの『人さまざま』の翻訳とその付録の文章でベストセラーを博した。宮廷人の権力欲、社交界の生態、キリスト教徒の狂態、農民生活への皮肉など、大胆な批判とエスプリを感じさせる、その良識(ボン・サンス)の精神はフランスの伝統を示し、18世紀啓蒙主義の先駆的存在といわれる。

誰かのことに満足するというのは何と難しいのか。――『性格論集』

参考文献

  • ラ・ブリュイエール、関根秀雄訳 『カラクテール―当世風俗誌』 上巻 岩波書店岩波文庫〉、1952年12月5日。ISBN 978-4003251614 
  • ラ・ブリュイエール、関根秀雄訳 『カラクテール―当世風俗誌』 中巻 岩波書店〈岩波文庫〉、1953年3月25日。 ISBN 978-4003251621 
  • ラ・ブリュイエール、関根秀雄訳 『カラクテール―当世風俗誌』 下巻 岩波書店〈岩波文庫〉、1953年6月15日。 ISBN 978-4003251638 

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