ジムヘンダーソンとは? わかりやすく解説

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ジム・ヘンダーソン (野球)

(ジムヘンダーソン から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/17 15:22 UTC 版)

ジム・ヘンダーソン
Jim Henderson
ミルウォーキー・ブルワーズ ブルペンコーチ #61
ニューヨーク・メッツ時代
(2016年3月18日)
基本情報
国籍 カナダ
出身地 アルバータ州カルガリー
生年月日 (1982-10-21) 1982年10月21日(42歳)
身長
体重
6' 5" =約195.6 cm
190 lb =約86.2 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 投手
プロ入り 2003年 MLBドラフト26巡目(全体777位)でモントリオール・エクスポズから指名
初出場 2012年7月26日
最終出場 2016年10月2日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
コーチ歴
  • ミルウォーキー・ブルワーズ (2022 - )
国際大会
代表チーム カナダ
WBC 2013年2017年
獲得メダル
男子 野球
カナダ
パンアメリカン競技大会
2011 野球
IBAFワールドカップ
2011 野球

ジェームズ・D・“ジム”・ヘンダーソンJames D. "Jim" Henderson, 1982年10月21日 - )は、カナダ連邦アルバータ州カルガリー出身の元プロ野球選手投手)。右投左打。2022年よりMLBミルウォーキー・ブルワーズのブルペンコーチを務める。

グアダラハラパンアメリカン競技大会ではジミー・ヘンダーソンと表記された[1]

経歴

プロ入りとマイナー時代

2003年MLBドラフト26巡目(全体777位)でモントリオール・エクスポズから指名され、プロ入り。

2006年ルール・ファイブ・ドラフトによってシカゴ・カブスへ移籍した。

2008年のオフに肩の故障が原因でカブスから解雇された。

ブルワーズ時代

2009年ミルウォーキー・ブルワーズとマイナー契約を結んだ。

2011年オフの9月16日に第39回IBAFワールドカップグアダラハラパンアメリカン競技大会野球カナダ代表に選出された[1]

2012年7月26日のワシントン・ナショナルズ戦で2番手として登板し、29歳で悲願のメジャーデビューを果たした。新人ながら勝ちパターンで起用され、長身から投げ下ろす速球スライダーを武器にイニング数を大きく上回る三振を奪った[2]

2013年1月17日に第3回WBC本戦のカナダ代表が発表され[3]、代表入りした[4][5]。同年のレギュラーシーズンは5月25日から6月8日まで右ハムストリングの張りで故障者リストに入ったが、61試合に登板して5勝5敗28セーブ・防御率2.70・75奪三振の成績を挙げた。

2014年は、開幕はロースター入りしたが5月2日に右肩痛で15日間の故障者リスト入り。7月21日に60日間の故障者リストに移行し、シーズンを終えたため14試合の登板にとどまり、2勝1敗の成績であった。

2015年も開幕から15日間の故障者リスト入りしたがリハビリ期間内に回復できず、5月21日40人枠から外れる形でAAA級コロラドスプリングス・スカイソックスへ配属された。シーズン終了後の11月6日FAとなった[6]

メッツ時代

2015年12月3日ニューヨーク・メッツとマイナー契約を結び、2016年スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[7]

2016年4月1日、メジャー契約を結んで開幕ロースター入りした[8]。この年は44試合に登板して2勝2敗・防御率4.11・40奪三振の成績を残した。12月1日に40人枠から外れ、翌2日にFAとなった[6]

メッツ退団後

2017年1月27日にカブスとマイナー契約を結んでスプリングトレーニングに招待選手として参加することになったが、3月23日に自由契約となった[6]。前後するが、開幕前の2月8日第4回WBCカナダ代表に選出され、2大会連続2度目の選出を果たした[9]

2018年3月14日にブルワーズとマイナー契約を結んだ。故障のため公式戦に登板することなく、オフの11月1日に自由契約となった[6]。また下記の通り、シーズン中にコーチ業をスタートさせている。

現役引退後

2018年にミルウォーキー・ブルワーズ傘下ルーキー級ヘレナ・ブルワーズ英語版2019年は傘下A級ウィスコンシン・ティンバーラトラーズ2020年からは傘下AAA級サンアントニオ・ミッションズの投手コーチを歴任した[10]

2022年からブルワーズのブルペンコーチを務める[11]

詳細情報

年度別投手成績





















































W
H
I
P
2012 MIL 36 0 0 0 0 1 3 3 15 .250 131 30.2 23 1 13 0 1 45 1 0 12 12 3.52 1.27
2013 61 0 0 0 0 5 5 28 5 .500 247 60.0 44 8 24 2 2 75 0 0 18 18 2.70 1.13
2014 14 0 0 0 0 2 1 0 2 .667 50 11.1 14 3 4 1 0 17 0 0 14 10 7.15 1.59
2016 NYM 44 0 0 0 0 2 2 0 11 .500 155 35.0 34 7 14 0 2 40 0 1 17 16 4.11 1.37
MLB:4年 155 0 0 0 0 10 11 31 33 .476 583 137.0 118 19 55 3 5 177 1 1 57 55 3.61 1.26

背番号

  • 51(2012年、2016年)
  • 29(2013年 - 2014年)

代表歴

脚注

  1. ^ a b Baseball Canada Announces Team for Pan Am Games & World Cup Baseball Canada (英語) (2011年9月16日) 2017年7月1日
  2. ^ Calgary's Henderson saves Brewers bullpen
  3. ^ Hardy, Richmond, Tosoni, Taillon added to WBC Provisional Roster Baseball Canada (2013年1月17日) 2015年2月19日閲覧
  4. ^ 2013 World Baseball Classic Provisional Roster Baseball Canada 2015年2月19日閲覧
  5. ^ 2013 Tournament Roster[リンク切れ] WBC公式サイト (英語) 2015年2月19日閲覧
  6. ^ a b c d MLB公式プロフィール参照。2022年1月23日閲覧。
  7. ^ Adam Rubin (2015年12月3日). “Mets sign reliever Jim Henderson”. ESPN. https://www.espn.com/blog/new-york/mets/post/_/id/113520/113520 2016年4月7日閲覧。 
  8. ^ Anthony DiComo (2016年4月1日). “Henderson thrilled to have made Mets”. MLB.com. 2016年4月7日閲覧。
  9. ^ Canada roster announced for 2017 World Baseball Classic Baseball Canada (英語) (2017年2月8日) 2017年3月16日閲覧
  10. ^ Milwaukee Brewers Announce 2021 Triple-A Coaching Staff”. MiLB.com (2021年1月28日). 2022年1月23日閲覧。
  11. ^ Adam McCalvy (2022年1月19日). “Henderson, Erickson promoted to MLB staff”. MLB.com. 2022年1月23日閲覧。

関連項目

外部リンク


ジム・ヘンダーソン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 17:13 UTC 版)

餓狼伝」の記事における「ジム・ヘンダーソン」の解説

相手ガード反撃意に介さず、ただひたすら殴り続けるという独特のスタイルを持つ黒人格闘家堤城平負けて磯村引き取られる

※この「ジム・ヘンダーソン」の解説は、「餓狼伝」の解説の一部です。
「ジム・ヘンダーソン」を含む「餓狼伝」の記事については、「餓狼伝」の概要を参照ください。

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