ジミ・ヘンドリックスのバージョン
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「見張塔からずっと」の記事における「ジミ・ヘンドリックスのバージョン」の解説
ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスは「見張り塔からずっと」をカバーしている(日本での題は「ウォッチタワー」)。最初は1968年9月21日、アメリカでシングルA面曲として発表された。その後、同年10月発売のアルバム『エレクトリック・レディランド』にも収録された。10月19日から10月26日にかけてビルボード・Hot 100で2週連続20位を記録した(ヘンドリックスにとってのビルボード最高位)。英国ではチャートの5位を記録した。 レコーディングにはエクスペリエンスの2人(ヘンドリックス(ベーシストもヘンドリックスが務めている)、ドラマーのミッチ・ミッチェル)のほか、サイドギターでデイブ・メイスン、パーカッションでブライアン・ジョーンズが参加している。 ディランはこのカバーを「この曲の権利の半分くらいはヘンドリックスのもの」、「これが公式の完成版」などと絶賛し、コンサートではこれに近いスタイルで演奏することが多くなったという。 ヘンドリックスのバージョンは「ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500」(2010年版)で47位にランクされている。また、2000年に、イギリスの雑誌「トータル・ギター」が選んだ「これまでで最もすぐれたカヴァー・バージョン」、及びイギリスの新聞「デイリー・テレグラフ」の音楽評論家が2004年に選出した「ベスト・カヴァー・ソングTOP50」では1位となった。ロックの殿堂の「ロックン・ロールの歴史500曲(500 Songs that Shaped Rock and Roll)」の1曲にも選出されており、2001年、グラミーの殿堂(Grammy Hall of Fame)入りを果たしている。
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