ジオスミン

デジタル大辞泉

ジオスミン【geosmin】

読み方：じおすみん

《「ゲオスミン」とも》有機化合物の一種。雨が降った時の地面の匂いとされる。六員環が二つつながったデカリンの誘導体であり、光学異性体が存在する。放線菌の代謝物として初めて単離された。化学式C₁₂H₂₂O

日本化学物質辞書Web

ジオスミン

分子式：	C28H32O15
その他の名称：	ジオスミン、Diosmin、7-[[6-O-(6-Deoxy-α-L-mannopyranosyl)-β-D-glucopyranosyl]oxy]-5-hydroxy-2-(3-hydroxy-4-methoxyphenyl)-4H-1-benzopyran-4-one、ジオスメチン7-ルチノシド、Diosmetin 7-rutinoside、7-[[6-O-(6-Deoxy-α-L-mannopyranosyl)-β-D-glucopyranosyl]oxy]-2-(3-hydroxy-4-methoxyphenyl)-5-hydroxy-4H-1-benzopyran-4-one、ヘスペレジン、Hesperedin、3',5-Dihydroxy-4'-methoxy-7-(6-O-α-L-rhamnopyranosyl-β-D-glucopyranosyloxy)flavone、Barosmin、Buchu Resin、Venosmine、バロスミン、ブッフレジン、ベノサミン、7-[(6-O-α-L-Rhamnopyranosyl-β-D-glucopyranosyl)oxy]-3',5-dihydroxy-4'-methoxyflavone
体系名：	3',5-ジヒドロキシ-4'-メトキシ-7-[[6-O-(α-L-ラムノピラノシル)-β-D-グルコピラノシル]オキシ]フラボン、7-[6-O-(6-デオキシ-α-L-マンノピラノシル)-β-D-グルコピラノシルオキシ]-3',5-ジヒドロキシ-4'-メトキシフラボン、7-[[6-O-(6-デオキシ-α-L-マンノピラノシル)-β-D-グルコピラノシル]オキシ]-5-ヒドロキシ-2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)-4H-1-ベンゾピラン-4-オン、7-[[6-O-(6-デオキシ-α-L-マンノピラノシル)-β-D-グルコピラノシル]オキシ]-2-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)-5-ヒドロキシ-4H-1-ベンゾピラン-4-オン、3',5-ジヒドロキシ-4'-メトキシ-7-(6-O-α-L-ラムノピラノシル-β-D-グルコピラノシルオキシ)フラボン、7-[(6-O-α-L-ラムノピラノシル-β-D-グルコピラノシル)オキシ]-3',5-ジヒドロキシ-4'-メトキシフラボン

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水質用語集

ジオスミン（C12H22O）

ジオスミンは2-メチルイソボルネオールと同様にかび臭の原因物質ですが、ジオスミンの場合は発生する藍藻類の種類が2-メチルイソボルネオールと異なります。快適水質項目の目標値は2-メチルイソボルネオールと同じです。

ウィキペディア

ジオスミン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2020/11/22 05:27 UTC 版)

ジオスミン(英: Diosmin)はジオスメチンの7位にルチノースが結合したフラボノイド配糖体。柑橘類の果実に含まれている。。ジオスミンは血管保護作用があるとされ、慢性静脈不全、痔、リンパ水腫、静脈瘤に使用される。