ジェノバケーキとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ジェノバケーキの意味・解説 

ジェノバケーキ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/24 16:36 UTC 版)

ジェノバケーキ
Genoa cake (supermarket own-brand with few cherries)
別名 Pandolce, pandolce genovese (in Italian)
種類 フルーツケーキ
発祥地 イタリア
地域 ジェノバ
主な材料 レーズンまたはカラント、サクランボ小麦粉バター砂糖
食物エネルギー
(100 gあたり)
340 kcal (1424 kJ)[1]
栄養素
(100 gあたり)
タンパク質 g
脂肪 g
炭水化物 59 g
テンプレートを表示

ジェノバケーキ(Genoa cake)[2]は、サルタナ、カラントまたはレーズンサクランボアーモンドオレンジピール砂糖漬け小麦粉バター砂糖からなる生地に入れて焼いたケーキである[1][3]

起源

19世紀からレシピが存在していたイギリスでは、主にジェノバケーキと呼ばれるが[4]、16世紀のジェノバクリスマスケーキに起源を持つパンドルチェの一種である。ジェノバケーキとは異なり、伝統的なパンドルチェは松の実を主材料とし、パンのように酵母を用いて数時間かけて膨らませる[5]。この本来の形は、今日ではパンドルチェ・アルト(pandolce alto)と呼ばれ、ベーキングパウダーを用いるものはパンドルチェ・バッソ(pandolce basso)と呼ばれる。後者は、イギリスで販売されるジェノバケーキと基本的に同じもので、しっとりしているがポロポロした食感である[6][7]

ジェノバケーキという用語は、ジェノバに関連する別の2つのケーキを指す場合もある。ジェノワーズという軽いスポンジケーキ[8]、パン・ド・ジェーヌという濃厚なアーモンドケーキであり、どちらもフルーツケーキではない[9]

出典

  1. ^ a b Ingredients and nutritional analysis of commercially made Genoa Cake at Tesco supermarket
  2. ^ "genoa". Lexico UK English Dictionary. Oxford University Press. 2021年12月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。
  3. ^ Genoa Cake recipe BBC Good Food Magazine
  4. ^ Recipe 154 in The Bread Biscuit Bakers and Sugar-Boiler's Assistant by Robert Wells (London, 1890)[1]
  5. ^ Gourmet Liguria
  6. ^ Pandolce Basso Genovese Archived 2013-10-15 at the Wayback Machine.
  7. ^ Pandolce Christmas cake
  8. ^ Gourmet Britain Genoa cake recipe
  9. ^ Cook's Info: Genoa Cake



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  ジェノバケーキのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

ジェノバケーキのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ジェノバケーキのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのジェノバケーキ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS