シングルカスクウイスキー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 16:54 UTC 版)
「ニッカウヰスキー」の記事における「シングルカスクウイスキー」の解説
樽での熟成を終えたモルトウイスキーをそのまま瓶に詰めたもの。 シングルカスク余市 シングルカスク宮城峡 蒸溜所やインターネットでの数量限定販売となる「シングルカスク 余市」:14「シングルカスク 宮城峡」はウイスキーマガジン主催のウイスキーテイスティングで高い評価を得ている。 シングルカスクウイスキーとは、1つの樽から取り出してそのままボトルに詰めたウイスキーで、そのため樽によって個性が異なり、アルコール度数も約60% (普通に売られているウイスキーは約40%) になる。1つの樽からとれるウイスキーも限られることから市場にはあまり出回らない。 また、余市と仙台の各蒸溜所で使用されている蒸溜器の違いから、余市のシングルカスクは力強く、仙台のそれは柔らかくまろやかである。 ニッカでは下記の4種類の樽を使用して熟成させており、それぞれが独特な個性を引き出しているため、シングルカスクではその違いを楽しむことができる。 新樽 (ホワイトオーク材を使用した新品の樽) 活性樽 (一度熟成に使用した新樽の内面を再度焦がした樽) バーボン樽 (バーボン・ウイスキーの熟成に使用した樽) シェリー樽 (シェリー酒の熟成に使用した樽) 以前、蒸溜所限定で樽詰前の「原酒 未貯蔵」が販売されていたが、販売終了となり入手することは不可能となった[いつ?]。
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