笑の岸【ショウノキシ】(草花類)
登録番号 | 第14092号 | |
登録年月日 | 2006年 3月 20日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 笑の岸 よみ:ショウノキシ | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | 2006年 3月 20日 | |
品種登録者の名称 | 小井戸輝雄 | |
品種登録者の住所 | 長野県松本市元町1丁目1番7号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 小井戸輝雄 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、育成者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は黄白色のやや小輪で切花向きの品種である。開花時の草丈は長、節間長は短、茎の太さは中、色は緑である。たく葉の大きさは中、葉の着き方は上向き、葉長はやや長、葉幅はやや広、葉の縦横比及び光沢は中、一次欠刻の深さはやや深、二次欠刻の深さは浅、基部の形は平、表面の色は中である。側らいの数は無、舌状花の重ねは八重、花の大きさはやや小、厚みは中、花首の長さはやや短、花たくの形は平らなドーム状である。舌状花の多少は中、向きは斜上、主要な形は舟底弁、2次的な形はさじ弁、花筒部の長さは短である。外花弁の長さ及び幅は中、花弁先端の形は丸、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁表面及び裏面の色は黄白(JHS カラーチャート2501)、内花弁表面及び裏面の色は淡緑黄(同2702)、花の中心部の色は外弁と異なり淡黄色である。管状花の花冠の深裂の程度はかなり小である。生態分類型は秋、開花の早晩性はかなり早である。「笑王」と比較して、葉の二次欠刻の深さが浅いこと、舌状花の2次的な形(さじ弁)があること等で、「笑の司」と比較して、舌状花の2次的な形(さじ弁)があること、花の中心部の色が外弁と異なり淡黄色であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成9年に育成者のほ場(長野県松本市)において、育成者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、14年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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