シャンティイ城とは? わかりやすく解説

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シャンティイ‐じょう〔‐ジヤウ〕【シャンティイ城】

読み方:しゃんてぃいじょう

Château de Chantillyシャンティイにあるルネサンス様式の城。16世紀建造されたプチシャトーと19世紀再建されグランシャトーからなるラファエロプーサン絵画装飾写本ベリー公のいとも豪華なる時祷書」をはじめ、城主だったコンデ公コレクション所蔵する美術館がある。この城と同名クリームシャンティイ)が考案されたことでも知られる

シャンティイ城の画像
撮影・Nawal_ http://os7.biz/u/lAmhs

シャンティイ城

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/20 23:46 UTC 版)

シャンティイ城

シャンティイ城(フランス語名:Château de Chantilly)はフランスパリ近郊シャンティイ市にあるルネサンス時代の建造物である。

概説

構造は大きく分けて「グラン・シャトー」と「プチ・シャトー」の2つから成っている[1]。「グラン・シャトー」はフランス革命期に最初の建物が破壊された後、1870年代七月王政期の国王ルイ・フィリップ5男で同城相続人だったオマール公アンリ・ドルレアンによって再建されたものである。「プチ・シャトー」は1560年頃、アンヌ・ド・モンモランシーのために建てられたものである。

1772年から1774年にかけて、コンデ公ルイ5世ジョゼフが城内に造らせた「ル・アモー・ドゥ・シャンティイ」(Le hameau de Chantilly) は、シノワズリ様式に触発されたイギリス式庭園で、今日では"アングロ=シノワ庭園"と呼ばれている。王妃マリー・アントワネットが「ル・アモー・ドゥ・ラ・レーヌ」(王妃の村里)を造成する際のモデルとなったことで知られている。

現在、内部に結婚式場があり現在も使用されている。なお、この城は姫路城と姉妹協定を結んでいる。2006年度の年間入場者数は国内および国外から合計約60万人で姫路城(約75万人)と比べてやや少なくなっている。

脚注

  1. ^ デジタル大辞泉の解説”. コトバンク. 2018年9月2日閲覧。

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