コンデ公爵家の遺産
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 22:58 UTC 版)
歴代コンデ公たちは、大画家の絵画と彼ら一族の肖像からなるコレクションを徐々に形成していった。シャンティイ城において絵画が展示されるようになったのは、1643年、大コンデ(コンデ公ルイ2世)の時代からである。城には、大コンデの肖像画のほかに、彼がさまざまな戦争であげた武勲をあらわす作品群も保管されており、現在は公爵殿の戦闘の間にある。フランス革命の際、コレクションが散逸し、いくつかの絵画作品は失われてしまった。王政復古期に、ブルボン=コンデ公ルイ6世アンリはコレクションを再興しようとし、ある程度の数の絵画を再収集した。主には、フランス画派、フランドル画派とオランダ画派の狩猟画と肖像画である。先のコンデ公の相続人であるオマール公アンリ・ドルレアンは、その全てを相続した。
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