シスオペの権限
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 19:01 UTC 版)
シスオペは通信ログの管理ができ、どの会員がいつ会議室に入ったかなどの情報を(その気になれば)見ることもできると言われた。また、退会処分にしたり、発言を削除する権限などを持っていた。和気藹藹の議論が進んでいる間は特に意識もされないことであるが、ときにトラブルが起きるとこうしたシスオペの権限がものを言った。もっとも強制退会処分を受けた会員などは、そのことを非常な遺恨に思うものである。別のIDを取得して秘かに再入会しては、シスオペ・スタッフ批判を執拗に繰り返す…といった場面も時には見られたものである。 またシスオペの採用については「ある程度実績を積んでいる」という条件こそあったものの、それは名ばかりであり、その人物がフォーラムという、数百人〜数千人の会員を抱える団体の代表として適切かのチェックは、事実上行われていなかった。この為バランス感覚の上手い人物がシスオペとなったフォーラムはともかく、問題ある人格がシスオペとなったフォーラムでは、会員の増加に伴いトラブルが頻発、現在まで傷跡が続いているケースもある。シスオペに原因を発するトラブルが多かった事で、ニフティ外にも名前が知れ渡ったフォーラムとしては、映画フォーラム、NECフォーラム、鉄道フォーラム(シスオペ:伊藤博康)、ディフェンスレビュー(ミリタリーマニア)フォーラムなどが存在した。
※この「シスオペの権限」の解説は、「ニフティサーブ」の解説の一部です。
「シスオペの権限」を含む「ニフティサーブ」の記事については、「ニフティサーブ」の概要を参照ください。
- シスオペの権限のページへのリンク