サンマレフTPL

品種登録データベース

サンマレフ ＴＰ－Ｌ【ｻﾝﾏﾚﾌ TP-L】（草花類）

	登録番号	第4432号
	登録年月日	1995年 3月 23日
	農林水産植物の種類	バーベナ
	登録品種の名称及びその読み	サンマレフ　ＴＰ－Ｌ 　よみ：ｻﾝﾏﾚﾌ TP-L
	品種登録の有効期限	15 年
	育成者権の消滅日
	品種登録者の名称	サントリーフラワーズ株式会社
	品種登録者の住所	東京都千代田区麹町五丁目７番地２
登録品種の育成をした者の氏名	立花隆一 田村裕二 坂嵜潮
登録品種の植物体の特性の概要
この品種は，｛「レインボーカーペット・ブライトパープル」×無名実生（ブラジル連邦共和国から導入したほふく性の原種）｝に「バーベナ　テネラ」を交配し，選抜，育成されたものであり，花は鮮紫色でプランター用，花壇用及び造園グランドカバー用である。 　草姿はほふく，株の高さは中である。茎の太さは細，毛の多少は少，分枝性は多，節間長は中である。葉序は対生，葉身の形はⅠ型，切れ込みの程度は深，葉長は短，葉幅は中，葉色は緑，葉柄の太さ及び長さは中である。花房の形はⅢ型，花穂長及び花穂径は中，花の向きは上向き，花形は平咲き，花径は大，花色は鮮紫（JHS カラーチャート8605）, 花弁中央部の目の有無は有，大きさは小，花弁の重なりは開く，花弁数は中，がくの切れ込みの有無は有，がくの長さ及び花数は中，花の香りは無である。初開花期は早生である。　 　「レインボーカーペット・ブライトパープル」と比較して，草姿がほふくであること，株の高さが低いこと，花房の形がⅢ型であること，花形が平咲きであること，花色が鮮紫であること等で区別性が認められる。
登録品種の育成の経過の概要
この品種は，昭和６３年に出願者のほ場（山梨県北巨摩郡白州町）において，｛「レインボーカーペット・ブライトパープル」×無名実生（ブラジル連邦共和国から導入したほふく性の原種）｝に「バーベナ　テネラ」を交配して得られた実生の中から選抜し，育成されたものであり，以後，増殖を行いながら特性の調査を継続し，平成２年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 　なお，出願時の名称は，「タピアン　ライラック」であった。