サウザンド‐しょとう〔‐シヨタウ〕【サウザンド諸島】
読み方:さうざんどしょとう
インドネシアの首都ジャカルタの北方、ジャワ海に浮かぶ諸島。100以上の島々が南北約50キロメートルにわたって点在する。豊かなサンゴ礁をもつ島々が多く、タイマイが生息し、国立海洋公園に指定されている。主な島はカヤガン島、アイェール島、プトゥリ島、セパ島など。サウザンドアイランズ。ケプラウアンセリブ。セリブ諸島。
北アメリカのオンタリオ湖北東部からセントローレンス川上流部にかけて散在する諸島。大小1800を超える島々からなり、カナダのオンタリオ州、および米国のニューヨーク州に属す。カナダ側の島の一部がセントローレンス諸島国立公園に指定。避暑地として人気がある。サウザンドアイランズ。
サウザンド諸島
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/08 05:11 UTC 版)
サウザンド諸島またはサウザンド・アイランズ、日本語では千島(せんとう、英: Thousand Islands)は、オンタリオ湖の北東端からその下流のセントローレンス川にかけて広がる1864の島々からなる諸島。
キングストン沖から下流約80キロメートル先のブロックビル近辺までの範囲に大小さまざまな島々が集まり、それぞれの面積は100平方キロメートル以上のものから家一軒分程度の小さな島まで様々である。これらの島々の間をアメリカ合衆国とカナダの国境線が通っており、アメリカ側の島はニューヨーク州に、カナダ側の島はオンタリオ州に属している。カナダの島のうち約20の島と対岸の陸の一部はサウザンド諸島国立公園(旧名・セントローレンス諸島国立公園)として国立公園に指定されている。
一帯は先カンブリア時代の楯状地の「カナダ楯状地」の回廊地帯状の露頭とオンタリオ湖・セントローレンス川が交差する場所に当たり、アルゴンキン州立公園とアディロンダック山地の2つの生態系をつなぐ陸橋のような地域である。島々にはリギダマツが生え、セイブネズミヘビ、コヨシゴイ、オオアオサギ、ミサゴ、ハシグロアビ、ハクトウワシ、マツアメリカムシクイなどが生息している[1]。
サマーリゾート地として人気が高く、多くのホテル・別荘が立地する。
-
ハート島のボルト城 (w:Boldt Castle)
サウザンド・アイランド・ドレッシング
サウザンド・アイランド・ドレッシングの由来はサウザンド諸島だとされるが、具体的に誰がいつ、どういう経緯で発明したのかについては、少なくとも3つの説がある[2]。
脚注
- ^ “Frontenac Arch Biosphere Reserve, Canada” (英語). UNESCO (2018年10月). 2023年3月8日閲覧。
- ^ Don Cazentre (2011年9月3日). “Three versions of the origin of Thousand Island dressing”. syracuse.com. 2013年11月8日閲覧。
外部リンク
固有名詞の分類
- サウザンド諸島のページへのリンク