コヨシゴイとは? わかりやすく解説

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コヨシゴイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/12 04:10 UTC 版)

コヨシゴイ

保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: ペリカン目 Pelecaniformes
: サギ科 Ardeidae
: ヨシゴイ属 Ixobrychus
: コヨシゴイ I. exilis
学名
Ixobrychus exilis
Gmelin, 1789
和名
コヨシゴイ
英名
Least Bittern

コヨシゴイ(小葦五位、学名:Ixobrychus exilis)は、ペリカン目サギ科に分類される鳥類の一種である。

分布

北アメリカ(カナダ南東部、アメリカ)から南アメリカ(ペルー東部からアルゼンチン北部まで)に広く分布する。北アメリカで繁殖した個体は、冬季、メキシコ南部からコロンビアにかけて渡り越冬する。

形態

体長約28-36cm。サギ科の中で最も小さな種の一つである。雄は頭上と背中、肩羽、尾が光沢のある黒色で、顔と頸が赤褐色、喉が褐色がかった白色、胸から腹にかけては淡く黄色がかった茶色である。肩羽には白い筋が入る。雌は頭上と背中が暗い茶褐色で、肩羽と喉に褐色がかった白い縞が入る。嘴は黄色で、足は緑がかかった黄色である。

生態

沼地や河川の周辺の茂みの中に生息する。

魚類両生類甲殻類軟体動物昆虫類を捕食する。

水辺の木やアシ原に番いで営巣するが、まれに小さなコロニーを形成することもある。1腹4-6個の卵を産み、抱卵期間は16-17日である。雌雄とも雛に給餌する。雛は25-26日で巣立ちする。

関連項目

参考文献

  • 『世界の動物|分類と飼育 コウノトリ目+フラミンゴ目』、財団法人東京動物園協会、1985年、37頁




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