コドン表
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/04 04:24 UTC 版)
「ミトコンドリアDNA」の記事における「コドン表」の解説
ミトコンドリアはミトコンドリア核内で保管元となるDNAから遺伝情報をmRNAに転写した後、mRNAはミトコンドリアのリボソームに移動し、アミノ酸の付いたtRNAの3塩基がmRNAのヌクレオチドと相補的に結びつくことで、tRNAが運ぶアミノ酸の配列が決まり、目的のタンパク質を合成する。これら一連の翻訳過程は細胞の遺伝子翻訳とほとんど同じであるが、共に20個のアミノ酸を規定する64個の組み合わせの内、7ヶ所に対応するアミノ酸が異なっている。 この翻訳過程でのmRNA上にあるコドンとそれが指定するアミノ酸との対応関係を示した「コドン表」を以下に示す。 第1塩基第2塩基第3塩基UCAGUフェニルアラニン セリン チロシン システイン UCロイシン チロシン終止コドン トリプトファン終止コドン A終止コドン トリプトファン GCプロリン ヒスチジン アルギニン UCグルタミン AGAイソロイシン トレオニン アスパラギン セリン UCメチオニンイソロイシン アスパラギンリジン セリンアルギニン Aメチオニン(開始コドン) グリシンアルギニン GGバリン アラニン アスパラギン酸 グリシン UCグルタミン酸 AG
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