コトデンそごう時代
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「コトデン瓦町ビル」の記事における「コトデンそごう時代」の解説
「そごうの店舗一覧#そごう・西武(セブン&アイ)移行前」を参照 ビル完成から4ヶ月後の1997年4月23日に「コトデンそごう」としてオープンした。開店当日は8万6000人もの買い物客が詰めかける盛況ぶりで、琴電は自社車両にコトデンそごうの包装紙と同じデザインの塗装を施すなど、当初は大きな期待を集めた。しかし、平成不況での消費低迷に加えて周辺の商業施設(既存百貨店の高松三越や、高松サティ(現・イオン高松東店、1995年開店)および1998年に開店したゆめタウン高松等の郊外型ショッピングセンター)との競争が激しくなる中で売上額は目標に届かず、赤字決算を続けることになった。さらにそごう本体が2000年7月に経営破綻した影響で、信用不安や売上の減少を招いた。2001年1月22日に民事再生法の適用を高松地方裁判所に申請、経営破綻した。同年4月15日に閉店。コトデンそごうの破綻は、同社に債務保証をおこなっていた琴電本体の経営にも影響を与え、同年12月には琴電自体が民事再生法適用を申請することとなった。 会社としてのコトデンそごうの再生(弁済)計画案は、高松天満屋への営業譲渡後の2001年10月に債権者により可決され、弁済完了後の2003年5月30日付で解散、2004年4月26日付で清算結了した。
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