ケルヴィン・タイムラインの時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 14:30 UTC 版)
「スポック」の記事における「ケルヴィン・タイムラインの時代」の解説
映画第11作 超新星の影響で惑星ロミュラスが消滅し、ロミュラン人のほとんどが消滅するという事件が「現代(新スタートレックから続く時代)」で起きたことがスポックによって語られる。超新星の影響を阻止しようとしたスポック大使の作戦は失敗し、生き残ったロミュラン人の一派がそれを恨んで、TOSの時代の直前にタイムトラベル。惑星ヴァルカンを消滅させるという復讐が果たされてしまう。その並行宇宙のヴァルカン政府要人は父サレックを含めエンタープライズに救助されるが、母アマンダはヴァルカンと運命を共にしてしまう。 一方、その宇宙の若きスポックは連邦中佐で、パイク艦長の元でエンタープライズ副長の地位にあり、ウフーラとは交際関係。また、コバヤシマル・テストを作成したのも彼である。向こう見ずなカークに当初は批判的で、エンタープライズから氷の惑星に追放するなど過激な対応をすることもあったが、次第に互いを理解し、連携していく。 スポック大使はエンタープライズから追放された若きカークと邂逅、精神融合で事件の全貌を伝え、さらにスコッティとも出会い、カークに若きスポックからエンタープライズの指揮権を取り返すためのアドバイスをすると、この時代にはないトランスワープ理論で改造した転送装置で、ふたりをワープ中のエンタープライズに転送した。事件解決後、若きスポックもスポック大使と邂逅を果たす。スポック大使は若きスポックに、ヴァルカンの再建は自分に任せて艦隊に残るよう要請、カークとの友情の大切さを説き、「幸運を」と言い残す。
※この「ケルヴィン・タイムラインの時代」の解説は、「スポック」の解説の一部です。
「ケルヴィン・タイムラインの時代」を含む「スポック」の記事については、「スポック」の概要を参照ください。
- ケルヴィン・タイムラインの時代のページへのリンク