ケルン音楽大学への留学
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中学校2年生の時に、横浜で開催されたザハール・ブロンのセミナーに参加し、ブロンから「今すぐ留学した方がいい」とアドバイス受け、2001年10月、ケルン音楽大学ヤングコースへ留学し、同大学教授であるブロンに師事した。平成14年度文化庁海外派遣研究員。 2003年6月、アシュケナージ指揮・NHK交響楽団のラヴェル管弦楽作品集において、ツィガーヌのソリストとして、アシュケナージにより抜擢され、レコーディングに参加した。 ブロンは木嶋を「教え子の中で1、2を争う才能」と評価し、ロストロポーヴィチに紹介した。その結果、2005年中、ロストロポーヴィチと、アメリカ、ヨーロッパツアーを重ねた。その演奏会は、ヨーロッパ、アメリカの新聞各紙で好評を記された。ドイツの有力紙『フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング』は、「カラヤンがアンネ=ゾフィー・ムターを、マゼールがヒラリー・ハーンを世界的に注目させたように、ロストロポーヴィチは木嶋真優を世に出した」と評した。 2006年、小林研一郎指揮・日本フィルハーモニー交響楽団との共演で、ヨーロッパで演奏会を行った。また、プラハ交響楽団の日本ツアーにも同行した。
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