クロノメーターと航海暦とは? わかりやすく解説

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クロノメーターと航海暦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/22 09:53 UTC 版)

グリニッジ標準時」の記事における「クロノメーターと航海暦」の解説

イギリス帝国海運国家として発展すると、1714年経度法制定され海上における経度発見法盛んに研究されるうになる1761年ハリソン温度揺れに強いクロノメーター開発するまた、1765年ネヴィル・マスケリングリニッジ天文台台長就任すると、直ち航海用に一年間航海暦編纂着手し1766年初め翌年航海暦を「海上に於ける経度発見法委員会」から刊行する。 すると、イギリス船の船員達は航海中にグリニッジ子午線からの現在の経度差を計算するために、自分達の時計グリニッジ平均時GMT)に合わせるようになった。ただし、船上通常の活用途に使われる時計には、従来通り船上太陽時用いられた。この習慣と、他国の船で使われていたネヴィル・マスケリン月距法航海暦掲載される天体視位置船上での月の観測位置から経度求め方法)とが結び付いて、やがて GMT海域における世界共通の経度によらない基準時刻として使われるようになった

※この「クロノメーターと航海暦」の解説は、「グリニッジ標準時」の解説の一部です。
「クロノメーターと航海暦」を含む「グリニッジ標準時」の記事については、「グリニッジ標準時」の概要を参照ください。

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