グリニッジ平均時とは? わかりやすく解説

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グリニッジ標準時

(グリニッジ平均時 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/16 00:58 UTC 版)

グリニッジ標準時(グリニッジひょうじゅんじ)、グリニッジ平均時(グリニッジへいきんじ、イギリス英語: Greenwich Mean Time, GMT)とは[注釈 1]グリニッジ天文台グリニッジ子午線経度0度)における平均太陽時mean solar time)を指す。


注釈

  1. ^ 日本ではグリニッジ標準時と不正確に訳されることが多い。最近は見かけないが[独自研究?]大正から昭和初期の頃まで緑威平均時緑威平時などとも表記された[1][2]
  2. ^ 基準となる本初子午線IERS基準子午線へ変更されている。
  3. ^ イギリスの標準時は、1968年2月18日1時(UTC)から1971年10月31日2時(UTC)までの全期間は、1時間早いUTC+1を用いていて、これを英国標準時(British Standard Time、BST)と呼んでいた。

出典

  1. ^ 海軍省水路部『航海年表』水路部、東京、1928年5月。全国書誌番号:20977090NDLJP:1900107 
  2. ^ a b 日本天文学会 1921, p. 157.
  3. ^ a b 弓滋 1970, p. 284.
  4. ^ a b IAU 1970, p. 20.
  5. ^ a b 飯島重孝 1977, p. 51.
  6. ^ a b c IAU 1976, p. 27.
  7. ^ a b IAU 1948, p. 4.
  8. ^ 小倉伸吉天文と航海(一)」(PDF)『天文月報』第15巻第9号、日本天文学会東京市、1922年9月、135-140頁、ISSN 0374-2466NCID AN00154555NDLJP:33040262014年1月12日閲覧 
  9. ^ 小倉伸吉天文と航海(二)」(PDF)『天文月報』第15巻第10号、日本天文学会東京市、1922年10月、154-161頁、ISSN 0374-2466NCID AN00154555NDLJP:33040272014年1月12日閲覧 
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  11. ^ 日本天文学会(編)「雑報 萬國協同放射電信式報時事業の開始」(PDF)『天文月報』第6巻第2号、日本天文学会、東京市、1913年5月、16頁、ISSN 0374-2466NCID AN00154555NDLJP:33039082014年1月12日閲覧 
  12. ^ 日本天文学会(編)「雑報 海上にて万国共通標準時採用の議」(PDF)『天文月報』第11巻第8号、日本天文学会、東京市、1918年11月、131頁、ISSN 0374-2466NCID AN00154555NDLJP:33039792014年1月12日閲覧 
  13. ^ 木下国助(著)、日本天文学会(編)「雑録 国際的経度測定に就て」(PDF)『天文月報』第19巻第10号、日本天文学会、東京府北多摩郡三鷹村、1926年10月、181-182頁、ISSN 0374-2466NCID AN00154555NDLJP:33040762014年1月12日閲覧 
  14. ^ 宮地政司(著)、日本天文学会(編)「雑録 一九二六年万国経度観測の報告」(PDF)『天文月報』第23巻第3号、日本天文学会、東京府北多摩郡三鷹村、1930年3月、47-47頁、ISSN 0374-2466NCID AN00154555NDLJP:33041172014年1月12日閲覧 
  15. ^ [1] 国立天文台 > 暦計算室 > 暦Wiki >1日の始まり
  16. ^ 日本天文学会(編)「雑報 天文時廃止の議」(PDF)『天文月報』第10巻第7号、日本天文学会、東京市、1917年10月、82頁、ISSN 0374-2466NCID AN00154555NDLJP:33039652014年1月12日閲覧 
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  18. ^ 日本天文学会(編)「雑報 英国陸軍に於ける二十四時時計採用」(PDF)『天文月報』第11巻第8号、日本天文学会、東京市、1918年11月、131頁、ISSN 0374-2466NCID AN00154555NDLJP:33039792014年1月12日閲覧 
  19. ^ 日本天文学会(編)「雑報 天文時の廃止」(PDF)『天文月報』第17巻第12号、日本天文学会、東京府北多摩郡三鷹村、1924年12月、187頁、ISSN 0374-2466NCID AN00154555NDLJP:33040532014年1月12日閲覧 
  20. ^ 日本天文学会(編)「雑報 緑威平均時の争論」(PDF)『天文月報』第18巻第10号、日本天文学会、東京府北多摩郡三鷹村、1925年10月、156頁、ISSN 0374-2466NCID AN00154555NDLJP:33040632014年1月9日閲覧 
  21. ^ IAU (1928). Ⅲrd General Assembly, Leiden, The Netherlands, 1928 / Ⅲe Assemblée Générale, Leiden, Pays Bas, 1928 (pdf). IAU General Assembly (英語フランス語). Paris: The International Astronomical Union. p. 5. 2014年1月17日閲覧
  22. ^ Société d'Astronomie d'Anvers 編雑録 万国天文学協会第三回総会(一)、寺田勢造 訳『天文月報』第21巻、第11号、日本天文学会東京府北多摩郡三鷹村、212-214頁、1928年11月。ISSN 0374-2466NCID AN00154555NDLJP:3304101、ガゼットアストロノミーク誌(ISSN 0374-3241https://www.asj.or.jp/geppou/archive_open/1928/pdf/192811.pdf2014年1月9日閲覧 
  23. ^ IAU (1935). Ⅴth General Assembly, Paris, France, 1935 / Ⅴe Assemblée Générale, Paris, France, 1935 (pdf). IAU General Assembly (フランス語). Paris: The International Astronomical Union. p. 3. 2014年1月17日閲覧
  24. ^ 日本天文学会(編)「雑報 万國天文学協会第五回総会記事」(PDF)『天文月報』第28巻第11号、日本天文学会、東京府北多摩郡三鷹村、1935年11月、193頁、ISSN 0374-2466NCID AN00154555NDLJP:33041862014年1月9日閲覧 
  25. ^ 古畑正秋展望 チューリッヒに於ける国際天文同盟総会」(PDF)『天文月報』第42巻第1,2号、日本天文学会、東京都北多摩郡三鷹町、1949年1月、6頁、ISSN 0374-2466NCID AN00154555NDLJP:33043012014年1月26日閲覧 


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グリニッジ平均時(GMT)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/06 05:51 UTC 版)

時刻系」の記事における「グリニッジ平均時(GMT)」の解説

グリニッジ平均時(GMT)はグリニッジ子午線での平均太陽時である。GMT国際的な時刻基準として使われた。技術的に言えばこの目的GMTは既に存在していないが、位置依存しない平均太陽時である世界時本質的にかつてのGMT受け継いでいる。グリニッジ平均時は常用時civil time)の国際基準としても使われた。この意味でもGMT技術的にはもはや存在しないが、GMTという語は現在の国際基準であるUTC同義語として今でも使われている。現在でのGMT厳密にイギリスの標準時時刻帯名称としてのみ存在している。

※この「グリニッジ平均時(GMT)」の解説は、「時刻系」の解説の一部です。
「グリニッジ平均時(GMT)」を含む「時刻系」の記事については、「時刻系」の概要を参照ください。

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