クリプトコッカス症
【総論】 クリプトコッカスはハトの糞中に多く認められる酵母様の真菌(胞子によって増える)の一種。ほとんどはC. ネオフォルマンス。自然界に存在し吸入して肺に病巣を作る。エイズでは肺炎、髄膜炎、全身感染症(骨髄、肝臓、血液)を起こす。
【症状】 髄膜炎:頭痛、嘔吐、発熱、意識障害、麻痺、行動異常、寝汗、体重減少。皮膚の炎症巣。
【診断】 感染している臓器(脳脊髄液など)から菌をみつける。血清や脳脊髄液のクリプトコッカス抗原を免疫学的に測定することは、感度も特異性も高いし、経過観察に有用である。肺炎ではβ-Dグルカンの定量も有用。

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