クリスマス・タブロー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/13 04:47 UTC 版)
「洛星中学校・高等学校」の記事における「クリスマス・タブロー」の解説
アルファベット表記は Christmas Tableaux。イエス・キリストの誕生を祝う行事であり、タブローは活人画を意味し、12世紀ごろフランスで始まった。 キャストの台詞はなく、聖書朗読により物語が展開される。預言に始まり、受胎告知、天使の羊飼いに対するお告げ、ヘロデ王、天使の導き、そして馬小屋での謁見、メシア・救い主の誕生までの8幕、約2時間を、聖歌隊やハンドベル演奏、フルートやヴァイオリンによる独奏を交ぜながら描く。 1966年に同志社女子中学校・高等学校のパジェントを基にして始まり、2015年に第50回目を迎えた。一般にも公開されており、ここ数年は天皇誕生日の12月23日(祝)午後4時より行われている。前日のリハーサル(22日午後2時より)も公開される。例年の来場者数はリハーサルと本番併せて約1,800人〜2,000人程度。 中学1年生全員と約300名の中学2年生から高校生の有志の生徒によって実施されている。中学1年生はキャストもしくは聖歌隊として出演する。他の学年はキャストもしくはスタッフとして参加する。スタッフは演出や舞台監督、総務などの12のパートに分かれて準備をしている。 2008年には準備からリハーサルまでをまとめた特別番組がKBS京都で本番翌日24日の午後7時より放送された。また、2009年12月24日、2010年12月24日にも同内容・同時間で放送された。
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