クラブ創設とプリメーラ昇格 (2006-2011)
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「クラブ・ティフアナ」の記事における「クラブ創設とプリメーラ昇格 (2006-2011)」の解説
ドラドス・デ・シナロアがセグンダ・ディビシオン(3部)に降格してすぐ、2006年夏にガジョス・カリエンテ (Gallos Caliente) が設立され、やがてクラブ・ティフアナ・ショロイッツクイントレス・デ・カリエンテ (Club Tijuana Xoloitzcuintles De Caliente) に名称が変更された。所有者のホルヘ・ハンク・ロンは、スポーツ賭博会社のカリエンテの所有者であり、2004年から2007年までティフアナ市長を務めた。ロンはアグアカリエンテ競馬場の近くに33,333人収容のエスタディオ・カリエンテを建設することを発表した。ロンの息子のホルヘ・アルベルト・ハンクが20代の若さで会長となり、ハンク会長とゴグ・ムルギア・フェルナンデス副会長はメキシコのプロサッカー史上もっとも若い経営陣となった。 リーガ・デ・アセンソ(2部)のアペルトゥーラ2010ではレギュラーシーズンを1位で終え、リギージャには準決勝から出場。準決勝のアルビネグロス・オリサーバ戦は2試合ともスコアレスドローだったが、レギュラーシーズンの順位で上回ったショロスが決勝に駒を進めた。決勝ではティブロネス・ロホス・デ・ベラクルスと対戦し、ベラクルスのエスタディオ・ルイス・デ・ラ・フエンテで行なわれたファーストレグに2-0で勝利すると、ティフアナで行なわれたセカンドレグにも1-0で勝利し、プリメーラ・ディビシオン(1部)昇格切符の半分を手にした。 クラウスーラ2011のリギージャ決勝ではデポルティーボ・イラプアトと対戦し、ホームで行なわれたファーストレグには1-1で引き分けたが、アウェーのエスタディオ・セルヒオ・レオン・チャベスで行なわれたセカンドレグに0-1で敗れ、イラプアトがクラウスーラ2011の優勝クラブとなった。アペルトゥーラ2010優勝のショロスとクラウスーラ2011優勝のイラプアトは昇格クラブ決定戦で対戦し、イラプアトでのファーストレグはスコアレスドローだったが、ティフアナでのセカンドレグに2-1で勝利してプリメーラ・ディビシオン昇格を決めた。ショロスの代わりにクルブ・ネカクサがリーガ・デ・アセンソに降格し、ショロスはプリメーラ・ディビシオンでもっとも新しいクラブとなった。2011年6月には所有者のハンク・ロンが逮捕された。
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