クハ450 - 453
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/06 19:34 UTC 版)
「東武クハ450形電車」の記事における「クハ450 - 453」の解説
1947年(昭和22年)頃、茨城・関東車輌が茨城交通で使用する目的で戦災国電10両を購入したものの、茨城交通への導入が立ち消えとなったことから各社に転売されたもので、それらのうち東武が購入した4両が本グループに分類される。 種車はモハ30形30021・モハ31形31099・モハ32形32026・モハ50形50094とされ、いずれも台枠のみを流用して車体を富士産業(現・富士重工業)で新製した。新製された車体は前面非貫通構造の半鋼製で、窓配置d1D22D22D2(d:乗務員扉, D:客用扉)と、リベットを廃した全溶接構造であることを除けばモハ31形とほぼ同一の外観を持つ。ただし、運転台は東武形車両の慣習に則って中央部に移設されている。落成当初は雨樋を設置していなかったが、1953年(昭和28年)以降順次整備された。
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