ギター・ベース用チューニング・メーター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/21 06:51 UTC 版)
「チューニング・メーター」の記事における「ギター・ベース用チューニング・メーター」の解説
ギター用チューニング・メーターはシールドケーブルを差すための入力ジャックが多くの場合備わっており、物によっては出力ジャックを備えているものもある。出力端子のあるギター/ベースの場合には通常、出力ジャックからチューニング・メーターの入力ジャックまでケーブルで結んで調律を行う。ギター/ベースに出力ジャックがない場合にはチューニング・メーター内蔵のマイクロフォンで音を拾うためチューニング・メーターをギターの近くに設置して調律を行うが、調律の感度は悪くなるため合わせづらくなる。 調律は開放弦を基準として行う。ギターとベースは同じチューニング・メーターを用い、楽器(ギター/ベース)とどの弦を調律するかをスイッチで切り替えて調律を行うか、最近の多くの製品では入力された音に対する適切な弦を自動的に判断する(オートモード)。また殆どの場合、♭(半音下げ)と♯(半音上げ)を選択できるため、半音下げチューニングやオープン・チューニングにも対応している。 調律の度合いはアナログの針であったり、モノクロ液晶表示の針であったり、LEDランプで示される(以降説明上は「針」で統一する)。調律が合った状態になると針が真ん中になる。逆に針が左に傾いていると低く、右に傾いていると高い事を示している。チューニングが合っていない場合には、一度弦を緩めてから音を出しつつだんだん弦の張りを強くして針を真ん中に合わせる。 チューニング・メーター機能はエフェクター(特にマルチエフェクター)に内蔵されているものも多く、ステージ上でギターの結線を変えることなく迅速に調律できる。 またギターショップなどでは壁にチューニング・メーターが備え付けられている事もある。
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