キョウサク

デジタル大辞泉

きょう‐さく【凶作】

読み方：きょうさく

農作物の出来が非常に悪いこと。ひどい不作。「二年続きの—」《季 秋》⇔豊作。

きょう‐さく〔ケフ‐〕【狭^×窄】

読み方：きょうさく

［名・形動］すぼまって狭いこと。また、そのさま。「海峡の—な部分」「視野—」

きょう‐さく〔キヤウ‐〕【競作】

読み方：きょうさく

［名］(スル)数人が作品をきそって作ること。「桜をテーマに写真家が—する」

きょう‐さく〔キヤウ‐〕【^▽警策】

読み方：きょうさく

［名・形動ナリ］

１ 禅宗で、座禅中の僧の眠けや心のゆるみ、姿勢の乱れなどを戒めるため、肩などを打つ木製の棒。長さ1メートルほどで、先は扁平な板状。けいさく。

２ 《「きょうざく」とも》

㋐人が驚くほど詩文にすぐれていること。また、そのさま。こうざく。

「文ども—に、舞、楽(がく)、物の音ども、ととのほりて」〈源・花宴〉

㋑人柄・容姿・物事などがすぐれてりっぱなこと。また、そのさま。こうざく。

「御心ばへもいと—に、御かたちもいとうるはしく」〈増鏡・三神山〉

歴史民俗用語辞典

警策

読み方：キョウザク（ｋｙｏｕｚａｋｕ），　キョウサク（ｋｙｏｕｓａｋｕ），　ケイサク（ｋｅｉｓａｋｕ）

（１）禅寺で座禅の時に睡気をさますために鞭うつのに用いる板。
（２）詩文のすぐれていること、人柄や容姿がりっぱなこと。

季語・季題辞典

凶作

読み方：キョウサク（ｋｙｏｕｓａｋｕ）

気候の不順なときや病虫害により、農作物がとれないこと

季節 秋

分類 人事