ガーター騎士団の創設とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > ガーター騎士団の創設の意味・解説 

ガーター騎士団の創設

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/09 15:22 UTC 版)

エドワード3世 (イングランド王)」の記事における「ガーター騎士団の創設」の解説

エドワード3世アーサー王の円卓騎士に強い憧れ持っていたと言われクレシーの戦い凱旋しイングランド帰国した後、イングランド守護聖人セント・ジョージへの献身精神的支柱とする騎士団創設考え1348年8月6日ガーター騎士団創設したガーター騎士団十字軍契機創設されテンプル騎士修道会のような宗教的組織とは異なる、最初世俗騎士団だった。ウィンザー城周辺から大工石工集め城内ガーター騎士団本拠地となるカレッジ建設した最初の騎士団員26名は二組に分けられ一組エドワード3世以下13名、もう一組黒太子以下13名で構成された。 その団員章であるガーター勲章は、ガーター、頸章、星章、レッサー・ジョージ(肩から掛ける綬を止める物)から成り、左脚にガーター付けるのが特徴である。ガーターを左脚に付けようになった理由は、次の伝説がよく知られている。エドワード3世舞踏会ソールズベリー伯爵夫人ジョアン(後のエドワード黒太子妃)とダンス踊っていたとき、伯爵夫人靴下止めガーター)が外れて落ちてしまい、伯爵夫人は恥かしさで立ちすくんでしまった。それを気遣ったエドワード3世ガーター拾い上げる自分の左脚につけて「Honi soit qui mal y pense(悪意を抱く者に災いあれ)」と叫び伯爵夫人窮地救ったというものであるこの伝説の真偽不明だが、「Honi soit qui mal y pense」は騎士団モットーになっているエドワード3世創設したガーター勲章ガーター騎士団)は今日までイングランド高勲章として連綿として続いている。

※この「ガーター騎士団の創設」の解説は、「エドワード3世 (イングランド王)」の解説の一部です。
「ガーター騎士団の創設」を含む「エドワード3世 (イングランド王)」の記事については、「エドワード3世 (イングランド王)」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「ガーター騎士団の創設」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ガーター騎士団の創設」の関連用語

ガーター騎士団の創設のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ガーター騎士団の創設のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのエドワード3世 (イングランド王) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS