世俗騎士団
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/20 09:52 UTC 版)
14世紀にはいると軍事方式も変わり、長弓、弩弓を持つ歩兵の重要度が高まり、騎士の重要性は薄れていった。しかし、騎士の軍事的実用性が失われると、却って名誉としての騎士の意識が高まり(騎士道精神)、アーサー王伝説の円卓の騎士や騎士修道会への憧れが強まった。そこで、力のある王や貴族が名誉システムとして、あるいは友愛組織として騎士修道会を模した騎士団(世俗騎士団)を設立するようになった。 その一部は、現在も各国の騎士団勲章として現存している。 イングランド王国 ガーター騎士団(記1348年または1344年設立) フランス王国 聖ミカエル騎士団(記1469年設立) 聖霊騎士団(記1578年設立) ブルゴーニュ公国 金羊毛騎士団(記1430年設立)
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