ガイエスブルク要塞宙域の艦隊戦
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「銀河英雄伝説の戦役」の記事における「ガイエスブルク要塞宙域の艦隊戦」の解説
帝国暦488年8月~。貴族連合軍を挑発によって要塞からおびき出し、ラインハルトとオーベルシュタインがつくりあげた縦深陣によって貴族連合軍の艦隊を叩いた戦い。 シャンタウ星域の獲得によって狂喜する貴族連合軍に対し、ラインハルトは古典的な決戦状(内容は非常に挑発的)を送りつけ要塞を出て戦うよう挑発。メルカッツは出撃を禁じていたが、ミッターマイヤー艦隊のたび重なる挑発的な行動に一部の若手貴族が出撃、ミッターマイヤーは偽りの敗北を演じ、以後貴族連合軍もメルカッツの命令を軽視するようになる。そして、もともと貴族連合軍の現状に失望していたメルカッツは失望を通り越して絶望を感じるようになった。 そして、盟主であるブラウンシュヴァイク公自身が出撃してきたとき、ラインハルトは貴族連合軍を縦深陣へと引きずり込み、本気を出して包囲殲滅しようとした。貴族連合軍は大打撃を受けて実質的に壊滅し、ブラウンシュヴァイク公の旗艦までもが被弾したとき、後衛のメルカッツが来援して退路を確保、ブラウンシュヴァイク公を救った。しかし、ブラウンシュヴァイク公はメルカッツを「なぜ、もっと早く助けに来なかった!」と叱責し、恩を仇で返した。ただし藤崎竜版では、箔をつけるために同乗させていたエリザベートが、旗艦被弾時に死亡したが故のことであり、遺品の髪飾りを片手に人目もはばからず泣き崩れていた。
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