カンリョウ

デジタル大辞泉

かん‐りょう〔クワンレウ〕【完了】

読み方：かんりょう

［名］(スル)

１ 物事が完全に終わること。また、完全に終えること。「開店の準備が—する」「予定の仕事を—する」

２ 文法で、動作・状態がすでに終了していること、また、その結果が現在まで実現している状態にあることなどを表す言い方。動詞に、文語では助動詞「つ」「ぬ」「たり」「り」、口語では助動詞「た」などを付けて表す。ヨーロッパ諸語では、基準となる時の違いに応じて、現在完了・過去完了・未来完了などの区別のあるものがある。

かん‐りょう〔クワンレウ〕【官僚】

読み方：かんりょう

役人。官吏。特に、政策決定に影響力をもつ中・上級の公務員。

かん‐りょう〔‐リヤウ〕【感量】

読み方：かんりょう

物を量るとき、はかりや計器の針が反応する最低の量。

かん‐りょう〔クワンリヤウ〕【管領】

読み方：かんりょう

［名］(スル)

１ 領有し、支配すること。また、その人。

「己の党与を諸国に配賦し以て—せしめたり」〈田口・日本開化小史〉

２ 自分のものにすること。

「良からんずる宿をも取り、財宝をも—せんと志して」〈太平記・八〉

３ ⇒かんれい（管領）

歴史民俗用語辞典

勘料

読み方：カンリョウ（ｋａｎｒｙｏｕ）

古代、国司が田地を勘注したさい、農民から徴収した費用。

管領

読み方：カンレイ（ｋａｎｒｅｉ），　カンリョウ（ｋａｎｒｙｏｕ）

室町幕府の職名。将軍家の家宰である執事を指す。

三国志小事典

甘陵Gan ling

	カンリョウ	県
【王侯】清河長公主 / 曹冏 【県令】韋義 / 徐季龍 【県吏】文叔良 【県人】李雲 / 李梵

甘陵国Gan ling

カンリョウ

→清河国