カラー電車(車体広告)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 15:09 UTC 版)
「長崎電気軌道」の記事における「カラー電車(車体広告)」の解説
1964年(昭和39年)、車体全体に商業広告を施した全面広告車(カラー電車)を日本の路面電車として初めて実施した。発案者によると、西日本鉄道の大牟田線・福岡市内線等を走行していたキャッチフレーズ入り電車が着想のヒントになったという。最初のスポンサーはカネボウ化粧品で、同年9月より3両が運行を開始した。現在でも、地元企業から全国的に有名な企業のものまで数多くの企業がスポンサーをつとめている。契約は一か月単位で、それとは別に最低契約期間が車種によって定められている。 2004年度から2008年度までは、長崎電気軌道が主催となり「長崎の街に似合うカラー電車コンテスト」が行われていた。カラー電車のデザイン性向上と企業・利用者への認知度上昇を目的として、人気投票と社内審査で、「カラー電車大賞」、「デザイン賞」などを選定した。 なお、長崎の景観に配慮して、全在籍車両の40%を超えないように調整されている。
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