カムリ・グラシア
冠を語源とするカムリと、スペイン語のグラシア(優美・気品の意、英語のgraceに相当)を表す言葉を合成した。
セプターの後継モデルという位置づけのクルマで、1996年12月に発売した国内生産モデル。ウィンダムとコンポーネントを共用し、ボディタイプは4ドアセダンと5ドアワゴンをそろえた。セプターの時代にはクーペ(アメリカ製)もあったが、新シリーズにそれはない。エンジンはV6・DOHC・24バルブの2.5Lと直4・DOHC・16バルブの2.2L(バランスシャフト付き)の2機種。ミッションはATだけで、2.5L用は総合制御型のECT-iを装備。足踏みパーキングブレーキを採用。
97年4月、ワゴンにも4WD仕様を追加した。ビスカスカップリング使用のVフレックスフルタイム型。さらに99年8月のマイナーチェンジで、セダンはグラシアがとれてカムリに、ワゴンがカムリ・グラシアの名前を引き継いだ。同時にヘッドランプをマルチリフレクタータイプに改め、大型バンパーを採用。ブレーキアシストもついた。また、16インチアルミホイールやスポーツタイプステアリング、ブラック内装のスポーティ車ツーリングエディションを設定した。が、2001年7月、生産を終えた。
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