カピテーン・A
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/29 08:05 UTC 版)
「オペル・カピテーン」の記事における「カピテーン・A」の解説
1964年にフルモデルチェンジと共に、カピテーン・アドミラル(提督の意味・1937-39年に生産された最上級モデルの名称を復活)・ディプロマート(外交官)の3シリーズ構成(K-A-Dと呼ばれた)となり、歴史あるカピテーンの名はそのベースモデルにのみ与えられることになった。 車体寸法もP2と比較して全長・全幅とも10cmあまり拡大され、シボレーのV8エンジン(4600cc190馬力または5400cc230馬力)も搭載可能な、アメリカ車のインターミディエイト級の大型車になり、欧州の道路では扱いにくいほどのサイズとなった。このため、より小型のレコルトにも6気筒版が用意されることになり、やがてコモドーレに発展する。また、こうした販売政策の結果、K-A-Dシリーズの販売の中心はアドミラルとなり、カピテーンは目立たない存在となった。なお、1965年にはディプロマートに2ドアクーペが追加されたが、生産台数は347台に過ぎない。 1967年には2800ccエンジンの出力アップと共にステアリング機構の刷新(衝撃吸収式となった)などの改良が施されている。
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