カニコウモリとは? わかりやすく解説

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かに‐こうもり〔‐かうもり〕【×蟹蝙蝠】

読み方:かにこうもり

キク科多年草高山針葉樹林の下に群生。高さ0.5〜1メートルカニ甲羅のような形で縁にぎざぎざがあり、3枚互生する8、9月ごろ先に白い小花円錐につける


蟹蝙蝠

読み方:カニコウモリ(kanikoumori)

キク科多年草高山植物


蟹蝙蝠

読み方:カニコウモリ(kanikoumori)

キク科多年草高山植物

学名 Cacalia adenostyloides


カニコウモリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/07/04 15:41 UTC 版)

カニコウモリ
山形県西吾妻山 2009年8月
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: キク目 Asterales
: キク科 Asteraceae
亜科 : キク亜科 Asteroideae
: コウモリソウ属 Parasenecio
: カニコウモリ
Parasenecio adenostyloides
学名
Parasenecio adenostyloides (Franch. et Sav. ex Maxim.) H.Koyama
シノニム

Cacalia adenostyloides (Franch. et Sav. ex Maxim.) Matsum.

和名
カニコウモリ(蟹蝙蝠)

カニコウモリ(蟹蝙蝠、学名Parasenecio adenostyloides)は、キク科コウモリソウ属多年草

目次

特徴

の高さは60-95cm。は茎に3枚ほど互生し、茎の下方の葉には長い柄がつく。葉の形は腎形で縁には粗い鋸歯があり、カニの甲羅に似る。葉身は長さ6-10cm、幅10-20cm。

花期は8-9月、茎の先に円錐花序状に白色の頭花をつける。総苞は長さ8-9mmの筒状で、総苞片は3個。頭花は3-5個の小花からなり、すべて両性の筒状花。小花の花冠は長さ8-8.5mmで深く5裂し、花柱の先は2つに分かれ反り返る。

分布と生育環境

四国、本州の近畿地方から東北地方に分布し、亜高山帯の針葉樹林の林床、林縁に自生する。群生することが多い。

ギャラリー

花冠は深く5裂する 
花茎が伸びだした頃 

参考文献



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