カニシカ王の舎利容器とは? わかりやすく解説

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カニシカ王の舎利容器

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/31 09:41 UTC 版)

カニシカ王の舎利容器(カニシカおうのしゃりようき)は、銅箔で全面を覆われた仏教遺物で、製造年代はクシャーナ朝カニシカ王統治元年(西暦127年)にまで遡る。この遺物は7世紀、中国の巡礼によって「インドで最も高い仏塔」と記録された、ペシャーワル郊外のシャージーデリー遺跡の発掘(1908年 - 1909年)中、カニシカ王のストゥーパの地下に埋もれた小部屋から発見された。中には釈迦の3つの骨片が入っていたといわれ、1910年に英国の発掘隊によってビルマへ運び出された。それは現在、マンダレーで目にすることが出来る。舎利容器自体は現在ペシャーワル博物館に保管されている。また複製が大英博物館に所蔵されている。




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