カツオノエボシとは? わかりやすく解説

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かつお‐の‐えぼし〔かつを‐〕【×鰹の×帽子】

読み方:かつおのえぼし

ヒドロ虫綱カツオノエボシ科の腔腸動物暖流域を浮遊さまざまな個虫集まって一つクラゲをなしている。気胞体は烏帽子形で、長径10センチ青藍色。触手は3メートル伸び刺胞(しほう)の毒が強い。電気くらげ。《 秋》


カツオノエボシ

読み方かつおのえぼし

カツオノエボシは1個体クラゲではなくヒドロ虫集まったもので、触手の上数千個体連なったもの。中央には浮き袋状のものがあり、これが風や潮によって流されながら触手ごと移動する触手長さは数メートルにも達し、その末端にまで刺細胞がある。刺され場合は、軽い場合皮膚にかゆみを覚え程度から、燃えるような痛みショックさらには呼吸困難陥ることもある。カツオノエボシの出現は風や海流影響強く受け、季節的に大量発生して浜に打ち上げられることもある。非常に危険なので、決し触れないこと。

鰹烏帽子

読み方:カツオノエボシ(katsuonoeboshi)

カツオノエボシ科のクラゲ

学名 Physalia physalisutriculus


鰹の烏帽子

読み方:カツオノエボシ(katsuonoeboshi)

管水母類のカツオノエボシ科に属す海産クラゲ

季節 秋、夏

分類 動物


カツオノエボシ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/31 09:27 UTC 版)

カツオノエボシ(鰹の烏帽子、学名Physalia physalis、英名:Portuguese Man O' War)は、クダクラゲ目カツオノエボシ科 Physaliidae に属する刺胞動物。強い毒を持ち、電気クラゲの通称でも知られる[1][2][3]。なお、その針は魚を刺し、毒で麻痺させて食べるために使われるものだが、誤って接触し、刺されたヒトの死亡例もある[1]




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