カズサコマチ【カズサコマチ】(食用作物)
登録番号 | 第5426号 | |
登録年月日 | 1997年 3月 7日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | カズサコマチ よみ:カズサコマチ | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2006年 3月 8日 | |
品種登録者の名称 | 三井化学株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都千代田区霞が関三丁目2番5号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 楊振玉 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「ササニシキ」を維持系統とする細胞質雄性不稔系統に「リバース422」を交配して育成した交雑品種であり,日本における試作地(茨城県稲敷郡東村)における成熟期は中生の中,草型は偏穂重型で,稈が太く,玄米の形がやや細長い水稲,粳種である。 草型は偏穂重型,稈長はやや長,稈の細太は太,剛柔は剛,止葉の直立の程度は中,葉身の色及び葉鞘の色は濃緑である。穂長は長,穂数は少,粒着密度はやや密である。穎色は黄白,ふ先色は黄白ー黄,芒の有無と多少は極少である。玄米の形はやや細長,大小及び精玄米千粒重は中,見かけの品質は中の上,光沢は中である。出穂期の中生の早,成熟期は中生の中,耐倒伏性はやや強,脱粒性は難である。 「ササニシキ」と比較して,草型が偏穂重型であること,稈が太いこと,玄米の形が細長いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,育成者の試験農場(中華人民共和国)において,1986年に「ササニシキ」を維持系統とする細胞質雄性不稔系統に「リバース422」を交配して育成した交雑品種である。1990年以降,出願者の研究所(茨城県稲敷郡東村及び千葉県茂原市)において,生産力検定試験及び特性検定試験を行い,その特性を確認して育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「みつひかり77」であった。 |
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