カスケード【カスケード】(野菜)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9124号 |
登録年月日 | 2001年 7月 27日 | |
農林水産植物の種類 | レタス | |
登録品種の名称及びその読み | カスケード よみ:カスケード | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | タキイ種苗株式会社 | |
品種登録者の住所 | 京都府京都市下京区梅小路通猪熊東入南夷町180番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 野村隆之、中林司、石田了 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は「カルマー」の選抜系統に「サリナス×エンパイア」の後代選抜系統を交配して育成されたものであり、葉はやや濃緑の広円形、球形は腰高でやや晩生のクリスプタイプの品種である。タイプの区分はクリスプ、種子の色は濃茶褐、子葉の形は中間、草姿はやや開である。葉の形は広円、色はやや濃緑、葉面の着色は無、光沢は中、ちぢみはやや少、葉縁の切れ込みはやや浅、波うちはやや少、葉長は中、葉径は広、葉質は脆弱である。結球性は結球、球形は腰高、球葉のかぶりはやや深、球重は中、球頭の色は緑、球葉の着色は無、球のしまりは中である。苦味は少、早晩性はやや晩、抽台性は中、高温期栽培適応性はやや低である。「シスコ」と比較して、葉の形が広円であること、葉縁の切れ込みが深いこと、球形が腰高であること等で、「ステディー」と比較して、種子の色が濃茶褐であること、葉の色が淡いこと、葉縁の切れ込みが深いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成3年に出願者の農場(滋賀県甲賀郡甲西町)において、「カルマー」の選抜系統に「サリナス×エンパイア」の後代選抜系統を交配し、その実生の中から選抜、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「マリオン」であった。 |
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