カスガイとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > カスガイの意味・解説 

かすがい〔かすがゐ〕【春日井】


かすがい〔かすがひ〕【×鎹】

読み方:かすがい

材木材木とをつなぎとめるために打ち込む両端曲がった大釘。

人と人とをつなぎとめるもの。「子は—」

戸締まり掛けがね。

「—も錠(とざし)もあらばこそ、その殿戸、我鎖(さ)さめ」〈催馬楽東屋

[補説] 「鎹」は国字

鎹の画像

読み方:カスガイ(kasugai)

古墳時代以降鉄製木工具の一。


カスガイ

読み方:かすがい

  1. 茣を畳に打ち付ける鋲。

分類 賭博

隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

春日井

読み方:カスガイ(kasugai)

所在 愛知県(JR中央本線ほか)

駅名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

(カスガイ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/14 01:03 UTC 版)

「コ」の字の形状をしており、尖った先端部が2つある[要翻訳]

(かすがい、英:cramp)とは、金属製で「コ」の字の形状をしており、尖った先端部が2つあるをいう[1]。両端をつなぎ合わせる木材にそれぞれ打ち込むことにより接続する。建築において木材と木材をつなぎ合わせるための要素で互いの材が外れぬように固定し直線的または直交する木材同士を繋ぐ目的で用いられる。応力的にはピン構造になるため材を固定する際には矩形の材では複数の面に用いる。

二又釘やステープルと呼ばれる部品も同類である[1]。文房具のステープラー(ホッチキス)の針や電線を壁面などに打ちつける際に使用する絶縁ステープルもかすがいと同じ形状である。木造家屋の外壁などに防水のためのシートを打ちつける際や、モルタル下地の金網を打ちつけるのにもステープルが使用されることがある。

なお、先端が曲がっておらず直線状で両端が尖った釘は「合い釘」という[1]

ことわざ・成句

  • 豆腐に鎹 - 手ごたえの無いこと。「糠に釘」「暖簾に腕押し」と同義。
  • 子は鎹 - 子供は夫婦仲を取り持つこと。

出典

  1. ^ a b c 意匠分類定義カード (M3)” (PDF). 特許庁. 2020年1月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年1月28日閲覧。

関連項目

  • 子別れ - サゲに「子は鎹」のことわざと、鎹の使い方をひっかけた落語。
  • 馬蝗絆 - 鎹を使った中国の陶器修復技術で修理された日本での茶器。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「カスガイ」の関連用語

カスガイのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



カスガイのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
皓星社皓星社
Copyright (C) 2025 株式会社皓星社 All rights reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの鎹 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS