カウフハウス・シュトルテ
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「ヴォルプスヴェーデ」の記事における「カウフハウス・シュトルテ」の解説
フィンドルフ通りのカウフハウス・シュトルテ(直訳: シュトルテ商店)は、およそ200年の伝統を持つこの村で最も古い商店である。創業は1824年である。ヴォルプスヴェーデの初代の牧師の子孫が、教会の麓の牧師倉庫にあった店を手放して建設させたものである。多くの教会参拝者がこの建物を食堂や日曜日の買い物に利用した。ヴォルプスヴェーデがさほど重要性のない泥湿地の村から世界的に知られる芸術家コロニーに発展したのは、商人のシュトルテ家、特に娘のエミリー・シュトルテ(愛称: ミミ)のおかげである。ミミ・シュトルテは1884年にデュッセルドルフで知り合った画学生フリッツ・マッケンゼンを両親の家に招待した。最初の訪問から何度も訪問を重ね、マッケンゼンは画家仲間とともに1889年からここに住み着いた。これを核として芸術家コロニーが形成された。建物の入り口に設置された案内板とマッケンゼンの肖像が、こうした歴史を物語っている。
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